顎関節症の顎内症と筋膜痛症
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顎関節症とは
あごの関節が痛くてものが噛めないとか、口が開きずらい、あごが痛いといった症状で、特に若い女性に多い病気です。環境の変化をきっかけとして、発症することがあります。顎関節症は、顎内症と筋膜痛症に分かれます。
顎内症と筋膜痛症
- 顎内症は、あごの関節の変形を伴った機能不全です。
- 筋膜痛症は下あごを吊っている筋肉のバランスの崩れによって起きるものです。
マウスピースを使って改善します

顎関節症の95%は後者の筋膜痛症候群です。夜間にハードシーネ(硬いマウスピース)を使っていただいて、少しあごをずらして改善していきます。筋肉が硬直しているので、必要であれば食いしばりを緩和するために、一番弱い向精神薬や筋弛緩剤も併用します。
必要な場合は大学病院をご紹介します
顎関節の変形や癒着などがあり、専門の外科的な処置が必要な場合は、大学病院に紹介しています。