歯周病・歯周病末期(歯槽膿漏)・歯肉炎
ひどい歯槽膿漏でも、すべての歯を救いたい
歯槽膿漏とは
歯槽膿漏は、口の中の細菌のコントロールができていなくて、細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こし、歯茎の骨が溶けてしまう病気です。ですからその大本である細菌数をブラッシングによって減らしてしまえばよいのです。
すべての歯を残す方向で考える治療方針

歯槽膿漏で来院される患者さんのなかには、このまま放置しておくと、明らかに数カ月後に歯が何本かなくなってしまうほどひどい状態で悩んで来られる方が少なくありません。
「他の歯科医院に行ったら、全部抜くしかありませんねと言われた」という患者さんもいらっしゃいます。このような場合でも、ホワイト歯科はすべての歯を残す方向で考えます。
ブラシ指導で改善を目指す

ホワイト歯科では基本的に歯磨き粉をつけない歯ブラシ指導を行っています。
教わった通りのブラッシングを行っていれば、大体2週間くらいで歯茎からの出血が止まります。その後2カ月ぐらいたてば、ぐらついていた歯がしっかりしてきます。
それでもひどい歯槽膿漏で、どうしても救えない歯がある場合は抜歯します。抜歯した部分が治ってから、入れ歯やブリッジを入れます。そして治したあと、残った個々の虫歯の治療と歯石除去等を行います。
糖尿病の方の歯槽膿漏
歯周病は毎日の細菌数のコントロールが第一です。大きく歯茎が腫れると、その時に歯茎の骨が大きく減ってしまうからです。また糖尿病の方は進行が速く、放置しておくと2年くらいで歯がなくなってしまう方がみえますので、糖尿病のコントロールを厳しくする必要があります。場合によっては、内科の先生と連絡を取り合って、「血糖値の数値をもう少し下げていただきたい」とお願いすることもあります。矯正治療が必要なケースの場合は、提携している矯正歯科医をご紹介して、しっかりとした矯正治療を行えればと思います。